第24話 =僕のフラット=

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現在、というかバスキングをやり始めてから今まで、僕はバスキングの収入だけで生活している。それを言うとびっくりする人もいるが、贅沢しなければ何とかやっていけたりするものだ。したがって今住んでいるフラット(日本でいう共同アパートみたいなもの)も結構ギリギリの状態だ。

まず、電話線が無い。ので当然インターネットは出来ない。この原稿も一度CDに焼いて近くのネットカフェから送っている。以前はこれで毎週メールマガジンも発行していたのだ(2003年当時の話です)。次にセントラルヒーティングが無い。これは今の時期非常につらい。おまけに部屋は、庭の中にあるプレハブ小屋だ。冷たい湿気を吸った壁が身に凍みる。まあ値段が値段なので文句は言えない。

しかし、しかしだ。この時季バスルームだけは何とかしてもらいたい。

以下バスキングとは全く関係ない話だが、たまにはいいだろう(関係なくもないか? バスキングだけの収入で住めるロンドンのフラット紹介という意味では)。

なんと、うちのバスルームは夏でも寒いのである。したがって冬は極寒となりシャワーを浴びるにも一大決心がいる。もちろん暖房は無いし、お湯をためる事もできない。そして最悪なことに、数分おきにお湯が冷水にチェンジするという(いったいどういう仕組みになっているのであろうか?)恐山の修行場みたいなシャワーなのである。その上、シャワーの口は何故か前方壁上方に固定されているので動かすことが出来ず、いつも髪を洗っている最中に突然冷水を浴びる事になる(ちなみに他のフラットメイト達は我慢できず、裏にあるスポーツジムに入会していて、そこのシャワーを使用しているらしい)。

さて、その時どうするか?

僕が苦心の末あみ出した策は、お湯がぬるくなってきたと感じたら片手で頭を洗いながらも、もう一方の手で風呂桶を前方上空にかざし、冷水を遮断するのだ。出来れば呼吸も止めるとかなり寒さが紛れる。この間数分、次ぎにお湯が出てくるまで、真っ裸で泡まみれになりながらも、まるでシュープリームスの「Stop in the name of love」の「Stop!」という時の「振り付け」みたいな格好で震えながら風呂桶で冷水を避け続けるのである。

これを名付けて、「一人シュープリームス」と呼んでいる(ネタではない。事実である)。



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